チャトラン(@chatoran)です。
先日ブロックエコの回収詐欺に関する注意勧告を
LINE@で配信させて頂いたところ、
他にも「被害を受けた」という方の声が上がってきました。
ブロックエコでは、多くの人が損失を出し、
身も心もボロボロになってしまっています。
溺れる者は藁をも掴む、という諺がありますように、
まだ、救われる可能性があるのではないか?と思うと、
冷静な判断力を見失い、簡単に詐欺に引っかかってしまうのです。
私は、本業でマーケティングや
ネット集客など色々しているのですが、
その視点で見ると、回収詐欺師が仕掛ける一連の流れは、
ビジネスの場で使われる手法が使われていると感じました。
というのは、商談や広告や営業の場などでも、
このような心理操作は、よく活用されるからです。
でも多くの方は、その洗脳を自覚していないのです。
様々な人たちがネットに出てきていますが、
回収詐欺の訴求の仕方は、実はどれも同じパターンです。
私は、お金がたくさんある人よりも、
お金がない人の方が詐欺にあう確率が圧倒的に高いと思っています。
お金持ちは狙われやすいので、警戒心が強いのです。
上手い話に飛びつくことはないでしょう。
お金に困っている人を騙すほうがよっぽど簡単です。
人は、深い悩みを解決したいと思っているときに、
まともでない判断をしてしまうことを、詐欺師は知っているからです。
私も本物の詐欺師と会った(騙そうとしてきた)ことがあるのですが、
やはり手法は同じパターンです。
これらの特徴は、以下のような点があります。
もくじ
回収詐欺でよくある流れや心理術
①多くの人の興味を引く【興味性】
・相手の感情に訴えかけるような内容
・セールス感をまったく出さない
・最初から手数料を持ち出さない
・興味を引きつける内容を投稿する
まず最初は、ターゲットの最大公約数をとり、多くの潜在顧客の気をひいていきます。
↓↓
②相手から連絡や会員登録をさせる
①で興味さえ惹きつけられたら、
救われたい大量のカモを
効率よくおびき寄せることができます。
いわゆる、リスト取りです。(下手すると次の詐欺にも使われるかもしれません)
勧誘されると人は警戒しますが、
本人の意志で、自ら詐欺師に近づくことで、
お金を振り込むときにも「自分が選んだから」という
理由付けになり、納得感を持たせます。
↓↓
③信頼関係や期待感を築く
セールスに必要なのは・・・顧客との信頼関係です!
まず人は、信用できない人や、知識のない人の話は聞きません。
そこで、
時には、専門性や権威性、情報マウンティングを駆使し、
時には、回収のために頑張っているという姿を見せることで
人々は詐欺師を信頼し、希望を持つようになります。
この人に賭けてみたいという気持ちを起こさせ、
どんどん期待感を高めていきます。
↓↓
④限定性を出して煽る
限定性とは、以下のようなことです。
・何時までなら受け付けます
・あと○人だけなら対応してあげます
詐欺師の本音としては、もちろん、
いつまでも、何人でも受け付けたいと思っています。w
しかし、締め切りがないと、人はなかなか動かない生き物です。
「今依頼しないと悩みが解決しないのではないか」
というストレスを感じさせることで、人は動くのです。
集客するときも、この方法はよく使われます。
↓↓
⑤一度締め切って後悔させる
人が予想するより早いタイミングで一度締め切ります。
面白いことに、閉め切った瞬間に、
人の感情は揺さぶられてしまうのですよね。
唯一の望みがなくなった・・
やっぱり依頼しておけば良かった。。と後悔させます。
ここでも、判断力を失い焦った人が、
駆け込みで問い合わせや依頼をしてきます。
⑥最後のチャンスとして、また依頼を受付する w
よくあるパターンは、
・締め切り後に多くの要望があったのでもう少し延期します
・なんとか対応できるようにします
と言って恩を売りつつ、募集を再開し、最後の追い込みをかけます。
※ブロックエコのベトナムツアーキャンペーンの延期を思い出す・・・涙
⑦予想外のトラブルが発生する
期待させて大量の申し込みやコンタクトを取らせた後に、
詐欺師は「予想外の事態が発生した」と言ってきます。(もちろん嘘でしょう)
・予想外の費用が掛かることに・・
・多くの時間や労力がかかることに・・
・突然邪魔者が現れてしまって・・ etcなど
状況が変わったので、当初のプラン通りだと難しいと言ってきます。
詐欺師を信頼し、期待していた人は、再び不安になってしまいます。
⑧お金を振り込ませる
ここでやっと詐欺までのストーリーが完成しました。
この過程で、カモにされる人のメンタルブロックや警戒心は、
少しずつ外されていってしまいます。
そして、⑦の予想外のトラブルの行きつく先は、
「お金を支払うことによって解決する」という話が出てきます。
不思議なことに、
もしこれが最初の時点でセールスをした場合は、誰も見向きもしないのに、
やりとりで信頼関係を築き、回収出来るかも!と期待値を上げた最終段階の場で、
最後の関門としてお金で解決できる問題が出てくると、
みんな、納得感があり、支払ってしまうんですよね。
そのあとの結末は・・・
おそらく回収できず、依頼費も返ってこないでしょう。
これが、回収詐欺や普通の詐欺でも良く起こりえる一連の流れです。
まとめ
私は、証拠もないのに、人を詐欺師だと決めつけるのは嫌いです。
なので私からは、ここでは具体的な事例や固有名詞は挙げませんが、
何か、気づきのヒントになればと思って、この記事を書きました。
シェア・拡散OKです。
大事なブロエコ仲間にも教えてあげてください。
これ以上被害者が出ませんように。
もし、依頼しようかと悩んでいるなら、
このような流れで、自分は本当に心理操作されていないか?
感情を煽られていないか?
再度、詐欺師の文章を冷静に読み返し確認してみてください。
全部、当てはまらなくても
だいたい、①~⑦の手法は使われているはずですからね。
まぁ、最終的に依頼するかどうかは、自己判断でお願いします。
最悪、詐欺の可能性もあると覚悟したがいいでしょう。
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