チャトラン(@chatoran)です。
最近、レビュー案件という新たなジャンルの投資が話題になっています。
その中で、
・レビュネコ
・レビュアーズ
・ネットバイト
この3つのレビュー案件は、6月最初に一気に広まりだしました。
私の知人にも、レビュネコにお金をいれて幽閉された方が数人おりますので、
改めて調べた内容と個人的見解について述べようと思います。
追記:
この案件は、既に飛びました💔(分かりやすい飛び方でした💦)
もう飛んだので、非公開記事→全体公開に変更させていただきました。
もくじ
チャトランの個人的な見解
正直、調べるまでもなく、初めからこの案件はありえないと思っています。
これが「副業」や「投資」と本気で思っている人は、まだ過去に痛い目を見たことがない人なのかもしれません。
最近、以下のブログにも書きましたが、副業を謳った案件が増えていますので、注意されたほうが良いかと思います。
今回は、レビュー案件に投資されている方に向けて、投資案件の見極め方を踏まえながら、どうして私がありえないと思ったのか、その理由を述べようと思います。
これはアンチマーケティングがしたいわけでも何でもなく、私の一番の願いは、「この案件で騙された!」とか「この人なら信用できるorできない!」などの短絡的な発想に至るのではなく、案件自体を見極める力や、自分の頭でちゃんと考えて調査する力を身につけるきっかけにしてほしい、という想いで、記事を書かせていただきました。
それでは、行ってみましょう!
レビュネコ(レビュー案件)が怪しいと思う理由
【ポイント①】情報が操作されている
案件が出てくると「オープンチャット」というLINEのスレッドが立ち上がります。
レビュネコが始まったときも、多くのオープンチャットが出てきました。
基本的にここは「洗脳の場」と疑ったほうが良いと思います。
まず、チャット上では基本的に悪いことはオブラートに包み、メリットのみが強調される傾向があると思います。これは紹介制度がある以上、ある程度は仕方のないこととは思います。
しかし、以下のパターンは悪質かと思っています。
①拡散者が詐欺と知ってて隠している
②複数名のサクラが用意されている
③ネガティブな意見の削除や強制退会がされている
レビュネコは、上記のパターンに該当していると判断しました。
例えば、このチャットの「マミ」さんという方は、おそらく詐欺を仕掛けた運営側か、運営に近い方だと思われます。
初期にオープンチャットに参加し、「半年前からやっている」「1000万稼いだ」との発言がありましたが、明らかに嘘だと思われます。
これが嘘であると思った理由は、サイト情報を調べてみると、レビュネコ・レビュアーズのドメインは登録されて3ヶ月も経っていないからです。
また、この点について言及されたとき、不快そうな態度を見せられていました。
もし本当に半年前からずっと使っていたならば、「途中でサイトが変わった」と即答が出来るはずでしょうし、よく分からなくても、本当に投資家側ならば、疑問に思って会社に確認するだけで、不快になる必要はどこにもないはずです。
マミさんをやたらと盛り上げている人たちも、全員グルだと思われます。
オープンチャットは匿名の世界なので、サクラをいくらでも作ることが出来ます。
更に、このチャットでは、否定的意見の削除&強制退会がなされていました。
最終的には、先日、否定意見が相次いだ結果、管理人がチャットを抹消して逃亡するという結末に至り、そこで多くの人が「ヤバイ」と気付いたようです。
このように、自由な言論が許されずに情報操作されている案件は注意が必要ですし、いい時期は盛り上がっていたチャットでも、状況が悪くなれば管理人はボタン一つですぐに逃げることが可能で、紹介者がどこのだれかなんて分からないまま終わってしまうのです。
匿名で突然現れたオープンチャットには注意しましょう!
・知らない複数人の発言は全部「サクラ」と疑え
・率先して話題を盛り上げている人は警戒すること
・オープンチャットは集団洗脳の場
・否定的意見を消されたら要注意
出金停止中ですら、このようなコメントをしているチャットもあります。
途中で参加した人がこれを見たら、うっかり入金してしまうかもしれません。
やりとりを見ていると、集団心理や口コミの影響力は強いんだなぁ~と感じます。
「稼げてます」という実績を見せ、複数人で話題が盛り上がっているのを見ると、観客側も「やらないと損かも」という気持ちを煽られていきますよね。
そんなときこそ、冷静になってください。
【ポイント②】出口実態が存在していない
どの案件でも、最初はちゃんと配当が出るのが当たり前です。
大事なのは、その資金がどこから来ているのか?
本当に企業から支払われたものか?という部分です。
私はレビュー案件はポンジスキームだと判断しています。
ポンジスキームかどうかは、案件の出口が実際に存在していて、稼働しているかどうかを確認すればすぐに分かります。
運営曰く、案件の収益源は、企業からの依頼費で成り立っているとのこと。
その予算で、レビュネコの利益や経費+みんなの配当+みんなの紹介報酬を賄っている…という設定になっています。
もちろん、決めつけるのは良くないので、実際に確認することが大切です。
根拠のない希望的観測や批判では、ただの「信者」や「アンチ」になってしまいます。
商品の検索結果の画像より、提携先の会社をいくつか突き止め、数件、以下のようなお問い合わせをしてみました。
その返答に関して、店舗側から返ってきた返答がこちらです。
中には、レビューマーケティングという存在すら知らない店舗もあり、どこかのレビュー会社の代理店である可能性もないという事実が判明しました。
・運営や紹介者の情報を鵜呑みにしてはダメ
・情報は表でなくて「裏」を取ること
・稼働実態は必ず確認をすること
・事実ベースで考えて判断する
【ポイント③】ビジネスとして違和感がある
(まあ、今回はもう嘘だったことが判明してしまってますが…😢)
もし詐欺じゃなかったと仮定した場合で考えてみます。
Webマーケティングに関する真面目な話をすると、確かに、AMAZONで売り上げを上げるためにはA9対策と言ってAmazonのアルゴリズムに即したSEO対策が求められます。
その中に「直近の販売数」もSEOの要素の一つではあるので、「数字を上げたい」というニーズは確かにあると思うのです。
なので、マーケティングの予算(広告費)として企業が支払うこともあるでしょう。
しかし、おかしいなと思った点が1つ出てきました。
広告費って普通、商品単価と比例するようなものではないですよね。
レビュネコではレビュー1件に対して、ユーザーに商品単価の0.3%が払われることになっています。この、商品単価に対するパーセンテージの吐き出しは、ビジネスとして違和感を感じてしまいます。
たとえば、同じ数の「販売数」を増やす行為に、1000万円の商品の月間広告費が800万円で、1万円の商品の月間広告費が8000円とかありえますか?
高額のほう、あまりにもマーケティング費用かけすぎ!ってなりません?
しかも、依頼した会社の大事な広告費の一部が、レビュネコの紹介報酬の吐き出しにも使われるのなら、依頼側にとっては費用対効果が悪いですよね。
自分が高額商品の出品者なら、別のマーケティングをすると思います。
レビュネコ側の取り分を考えると、依頼主はさらに多い料金を払わないといけないはず。
ということで、ビジネスの視点で見ても、成り立たないだろうなぁと感じます。
また、常に依頼主がいるかどうかなんて分からないし、依頼側がいなければ、収益化は出来ないのが当然なのに、初めから月利60%と固定になっているのも、変な話です。
たとえば、GXTTでも、もし資金が集まりすぎて卸先が追い付かなければ、すぐに募集は終了することが決まっています。収益化が追い付かなければ、ポンジになってしまうからです。
実際は、紹介報酬もあるので、1段目15%、2段目10%、3段目5%で、60%の30%=18%、つまり最大月利78%もの吐き出しをしているわけです。入金額が10億集まれば、毎月7.8億(78%)の吐き出しですが、それが毎月コンスタントに吐き出せるようなビジネスモデルには、到底思えません。
なんのためにこんなことをやるのでしょうか?目的が全く見えません。
金融業界だったらまずありえない数字ですが、
これも「副業」と書けば判断が鈍ってしまいます。
【ポイント④】日本の案件ではない可能性大
この案件は、運営元の住所は青森になっており、日本人の本名も出ていますが、高確率で嘘の可能性が高いと思われます。(※悪用されている可能性が高いです)
そう思った理由として、まずポイント①でキーマンと思われたマミさんがカタコトであることから、明らかに日本人が仕掛けていないということは分かりました。
また、ドメインの調査により日本でドメインを取っていないことが分かりました。(アメリカのドメインとなっています)
最後に、当選発表したアドレスを確認しますと、アドレスの表記があきらかに日本人のアドレスではありません。
サクラで適当に中国のアドレスを使ったのでしょう。あまりにも雑だなぁと感じます。
ちなみに余談ですが、以下の数字も全部嘘だと思ったほうが賢明です。
純粋だったころは私も、ブロックエコもハリボテのような総資産を見て、「凄い金額が集まってきてる!」と毎日増える数字にテンションが上がっていました。
結局、案件が飛んでから全部嘘だったことが判明し、
「このような数字は何の安心材料にもならない」ということを学びました。
結論
私は、昨年ブロックエコで痛い目に遭いましたので、
よく分からないものに資金は投げないようにしています。
やりたい人は、最悪なくなる覚悟で特攻すればいいと思いますが、
大事な友人に「副業」として教えたりするのはオススメしません。
よく分からないものを勧めたら、ダメになったときに信用を無くします。
オオカミ人間のように、「今度は本物の案件だ!」と紹介したいときも、誰もついて来なくなってしまいます。
私が慎重になったのは、昨年立ち直れないほどの挫折を経験し、
今年、GXTTを通して、案件の見極め方を勉強したからです。
たくさん失敗してきましたが、その度に反省や学びもありました。
際限なく集め続けるもの、目的が不透明なもの、出口戦略が確認できないもの、
運営実態が見えないものは、基本的には詐欺の可能性が高いと判断しています。
現在、レビュネコ・レビュアーズは出金停止中にKYC導入のアナウンスがありましたが、途中で不正が発覚→KYC導入というのは時間稼ぎの言い訳である可能性が高いです。
ブロックエコも全く同じパターンで、KYCは承認されず、飛んでしまいましたし、
Angelexと同様、誰もKYCを通過することなく、もう半年が経過しています。
最近では、ITGも多くの人のKYCが通らず、出金停止で終わりました。
途中からKYC導入するパターンは、飛ぶ前の「フラグ」だと思っていいと思います。
信じられない方は「上記の案件名+KYC」でツイッター検索してみれば、過去の悲惨な情報が沢山出てくるはずです。
一例として、当時のブロックエコのお知らせを時系列で添付します。
まずはキャンペーンで最後の資金集めをし、
9月20日頃に出金がおかしくなり、
突然のKYC導入が始まり、KYCが承認されない人が多発。
いくつかのアカウントで、かなり少額だけ出金された例もあるのですが、
一度安心させて、さらにかき集めるための時間稼ぎだったのでしょう。
とにかく、トラブル、バグ、ハッキング、様々な言い訳のオンパレード。
丁寧なアナウンスがあるたびに、みんな安心していた。
もちろん、このあと日本市場は出金することは出来ず、
被害総額50億、約3万人が損失を被ることになってしまいました…。
投資初心者は、過去の歴史から詐欺の典型パターンを確認するといいと思います。
また、「ネットバイトは出金できてます!」と、今からネットバイトに移行や勧誘する人がいますが、完全に同じスキームなうえに、今から参入するのは「飛んで火にいる夏の虫」です。ソッコーで焼かれるのは目に見えています。
これも、「HYIPあるある」ですが、他の案件が出金停止になったときに「自分の案件は大丈夫!」なんて思っていても、類似案件が飛べば、ドミノ倒しになるパターンが多いのです。これも過去に何度もあったパターンで、私も失敗したパターンです😢
#レビュアーズ #レビュネコ が出金停止になったから #ネットバイト に移行する人は立ち回り危険だと思う💔
こういう案件は一個飛んだら不安になった人が類似案件も撤退して、ドミノ倒しになるリスクが高まる。
プラストークン⇒wotokenやICBウォレット⇒ブロエコ停止の連鎖の悲劇を忘れてはならぬ😭
— チャトラン社長@GXTTダイヤ事業投資に夢中 (@tigerbit5) July 7, 2020
現在は、多くの人が警戒して資金を抜いている状態です。
入金<出金になりそうなポンジスキームは寿命が短いと思っておいてください。
投資案件を見極める視点を学びたい方は、GXTTのZOOMはとても参考になると思います。
私もこの内容を理解したおかげで、案件への見方が180度変わりましたし、冷静に見分けられるようになりました。
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